神奈川県西地区リハビリテーション連絡協議会主催 参加型シンポジウム
2015年の脳卒中治療ガイドラインでは早期からの装具を用いた歩行訓練が推奨されており、装具療法は急性期から生活期まで重要な位置付けとなっています。一方、装具療法に対する考え方は病院、職種間だけでなく、同じ理学療法士や作業療法士においても考え方が異なる現状ではないでしょうか。このような状況では正しく装具を用いることはおろか、装具療法に関する病院、施設間での連携は困難だと思います。そのため、今回は吉尾雅春先生に、脳卒中患者の装具療法についてご講演をお願いさせて頂きました。講演を通じて、装具療法の共通認識を作っていきたいと考えております。
その上で、病期別にグループを作り、それぞれの立場から現在の課題、困っていること、吉尾先生に相談したいことを発表し、他のグループや吉尾先生から意見をもらうようなグループワークを企画しています。
昨年度に開催したシンポジウム(脳卒中者の治療用装具と更生用装具を理解する」に参加して頂いた方はもちろん、昨年より一歩前に進んだディスカッションができると考えておりますので、理学療法士や作業療法士に限らず装具に関わる全ての医療従事者の皆様の参加をお待ちしております。
なお、10月6日には1dayセミナーとして、吉尾雅春先生に『脳卒中患者のリハビリテーションについて再考する』というタイトルで、理学療法士、作業療法士を対象としたセミナーを企画しております。装具療法を用いる理論的背景や臨床実践など、すぐに役立つ知識を得ることができると思いますので、奮ってご参加下さい。
日時:2018年10月5日(金)18:30~20:30(受付18:00~)
会場:小田原市社会福祉センター 第1・2会議室
参加費:
会員‐シンポジウムのみ500円,シンポジウムと翌10/6の1dayセミナー3000円
非会員‐シンポジウムのみ3000円,シンポジウムと翌10/6の1dayセミナー6000円
学生‐無料(学生の方は学生証をお持ちください)
懇親会-別途5000円
『はじめの挨拶』18:30~18:40
国際医療福祉大学 右田正澄先生
『脳卒中患者に対する装具療法について』18:40~19:40
千里リハビリテーション病院 副院長 吉尾雅春先生
『県西地区における装具連携についてグループワーク』19:50~20:30
急性期、回復期、生活期の病期別にグループを作り、各グループで困っていること、吉尾先生に質問したいことなどを発表
『おわりの挨拶』 20:30~20:40
竹田整形外科クリニック 梅田裕貴先生
『吉尾先生と脳卒中のリハビリテーションについて語る会~懇親会~』(希望者のみ)
21:00~ 小田原駅周辺
国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 理学療法学科
右田 正澄 E-mail: m.migita@iuhw.ac.jp
〒250-8588
神奈川県小田原市城山1-2-25
TEL:0465-21-6724(PT学科)
FAX:0465-21-6745(PT学科)
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